天地から来る愛と生命のエネルギー「天地正気」(てんちせいき)について詳しくお伝えする前に、「気」というエネルギーについて触れてみましょう。
空気、電気、磁気などの言葉には「気」が使われていますが、これらはいずれも、目には見えませんが確実に存在しています。これと同じように「気」も通常では見えませんが、確実に存在しているエネルギーです。
また、雰囲気、気持ち、気力、気分と言うように、心と関係する多くの言葉に「気」が使われています。実は、私たちの心は、想念エネルギー「気」を発しています。
「手当てをする」という言葉があります。これは、手を当てて痛みを取り除こうとする行為からきています。相手の痛みを無くしてあげたいという心が、自ずと手から気を発して痛みを和らげるのです。
このように、愛情は強いエネルギー「気」を発します。しかし逆に、怒りや憎しみもマイナスの「気」を発します。私たちは自分でも気づかないうちに、心から「気」を発し、自分にも周りにもその影響を及ぼしているのです。
心は、想念エネルギー「気」を発している
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