次に、天について見つめてみましょう。
宇宙から到来する太陽の光は、地球上の全ての生命に分け隔て無く注がれ、生きる力を与え続けています。宇宙からの生命エネルギーは太陽に象徴されますが、実はさらに根源の宇宙から到来している生命エネルギーが存在しているのです。その、宇宙根源の生命エネルギーを「天の気」と表現します。天の気は、地球そのものに生命力を与える根源のエネルギーです。
地球は、地軸を北極星に傾けて自転しています。このことに重要な意味が秘められています。
地球は北極星と密接な関係にあり、地球を動かす天の気は北極星から到来しています。「回る」とは生命力であり、生命力の根源である天の気の基点が、北極星なのです。
そして北極星を守護する星は北斗七星であり、地球を動かし、地上を生命の星とする根源の生命エネルギー「天の気」は、北極星を基点とする北斗七星を通じてもたらされています。
しかし人は今、天の気を感じ取ることはできません。それは人が三次元空間の意識に止まっているからなのです。天の気は、五次元宇宙から到来するエネルギーです。夜空に輝く北極星、北斗七星は、三次元の宇宙空間に存在しているように見えますが、三次元宇宙は五次元宇宙に包まれています。そして五次元宇宙と三次元宇宙は北極星で強く連結され、宇宙根源の生命エネルギー「天の気」は、北斗七星を通って、地球にもたらされているのです。
人の心が五次元に通じるようになる時、五次元宇宙から到来する天の気を強く感じるようになるのです。
北極星、北斗七星から地球に到来する天の気
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